太陽光の波長に含まれる「近赤外線」が温度の上昇要因であり、 一般的な塗料ではこの近赤外線を反射することができず、塗膜 の表面温度が上昇してしまいます。真夏になると外壁の温度が 60℃まで上昇することもあり、室内温度の上昇につながります。 しかし、遮熱塗料を使用することで近赤外線を反射してくれる 塗膜が形成されるため、室内温度の上昇が軽減され室内温度が 2〜3℃下がるので、夏場であっても快適に過ごすことができま す。そのため、結果的に光熱費を抑えることにもつながります。

一般的な外壁塗料に含まれている「酸化チタン」は、紫外線と 接触することで劣化の原因である「ラジカル因子」を発生させ ます。しかし、遮熱塗料にはラジカルの発生を抑制する成分が 含まれているため、ラジカル因子の発生が抑制され劣化を防ぐ ことができます。一般的な塗料の耐久年数は10～15年ほどと 言われていますが、遮熱塗料は15～20年とされており、より 長持ちする塗料です。万が一、ラジカルが発生したとしても、 シールド層がラジカルの放出を防ぐため、外壁塗装の劣化を抑 制してくれます。